☆マウスピース矯正は患者さまがアライナーを装着すべき時間を守れるか否か？で成果が大きく変わってきてしまう治療方法です。また、マウスピース矯正治療を行うためには、歯を動かすための細工をきちんと行うことが大切です☆

その１　歯には細工が必要です。少々、歯と歯の間を調整しスペースを作ります

調整とかスペースをつくる方法は？

インビザラインに限定せず、マウスピースを使用し歯並びの乱れを矯正するために必要な行為は、IPRです。IPRとは、歯を動かすためのすき間をつくるために歯と歯の間を薄いやすりを使用してスペースをつくることを称します。

歯を調整して削る（磨く？）量は、Max0.5mm位。ディスキング、またはIPR（Inter Proximal Reductionの略）（歯と歯の間を調整・研磨し、隙間をあけること）という説明をしています。このディスキング程度では歯がむし歯になってしまったり、歯や歯ぐきの健康は損なわれることはありません。調整し、削るときの痛みもほとんどありません。麻酔したケースは、当院では経験しておりません。

ただあまり多くの部位を削る必要があるようなケースの場合、抜歯して歯並び矯正を選択したほうが早く治療結果がでる症例もあります。

抜歯がどうしても必要なケース（除く：親知らず）に関しては、当院非常勤の大学附属病院矯正科助教（矯正学会認定医）と相談の上、治療の可否を診断させていただきます。

その２　歯の表面に全く何もつけないで、歯を動かすことはできません。

インビザラインを使用した歯並び矯正治療では、ほぼ１００％の症例で〖アタッチメント〗と称する樹脂製の〖ポッチ〗（歯の治療に使用するプラスチック）を歯の表面に細工して装着します。

全く歯の表面に何もつけないでも、マウスピースを装着することは可能です。この場合、予想する位置までの歯並びの改善はできないとご理解ください。この〖ポッチ〗こそがアラインテクノロジー社の特許であり、全世界（2018年12月現在）600万人の効果的な治療成績の源流となるものと考えています。

＊〖ポッチ〗は、治療終了時に除去します。

　インビザライン以外の方法なら、歯の表面に何もつけないでも歯並び矯正を行うこともできます。その場合、かなりラフな仕上がりになることをご了承いただいた後の治療になります。 （あまり推奨しておりません）

その３　失敗することはある？ 

装着時間が短いと、結果を保証することはできません。きちんとお約束の時間を装着していただかないと、予定通りにいくことはほとんどありません。また、もしそれ以外の理由で一部だけ歯の動きがスムーズにいかない場合等については、ゴムリング等を併用する他、さまざまな対処法を考案し歯並び矯正をバックアップしていきます。

インビザラインは全世界で2018年12月現在、全世界６００万人の歯並び矯正を実践してきた信用できるシステムです。しっかりと、決められた通りの使用法を守るかぎり心配はいらない矯正方法であると言えます。

でも、その前に　

マウスピースって着けたことないんで、できるか不安・・・。

当然ですよね。

でも、大丈夫です。

吉祥寺壱番館歯科医院は　そんな患者様の声に　10年前から向き合い

地味なステップですが　トライアルマウスピースの装着期間を

設けております。吉祥寺壱番館歯科医院では矯正精密診断を受けられた方には、　患者様の不安を少しでも解消するため

練習用のマウスピースをお作りして、実際の矯正治療と同様に装着体験（約1週間）

をしていただいております。そのトライアル期間を経てから、実際の矯正治療に入ります。

吉祥寺壱番館歯科医院では　約10年間　マウスピース矯正を行うほぼ全ての患者様に

トライアルマウスピースを製作し、十分に患者様の不安を解消してから矯正治療を

行っております。

　楽器の演奏、格闘技をはじめとする各種スポーツをなさっている患者様も多数治療中です。ブラケットをつける必要がないので脱着が可能。歯並び矯正治療を始める前に、不安解消は必要なステップと考えます。

安心してからの、歯並び矯正治療を大切に考えています。

不安をもったままのマウスピース矯正治療は　吉祥寺壱番館歯科医院ではありえないことです。

なぜなら　実際の矯正治療を体験できるから。

シュミレーションの練習用のマウスピースですので歯は動かしません。

できるか、できないかまずは試してみていただきたいのです。

マウスピース矯正は、お試し体験ができる矯正治療なのです。

自分にも出来そうだ、これなら出来そう、なんでも良いです。

安心を実感していただければ。

実感していただいてからの矯正体験を吉祥寺壱番館歯科医院で是非。